太陽より熱い
お盆の最中。
納骨堂に続々と人が参ります。
納骨堂にお骨が収められている方々は、
お念仏の道場である当山本堂の、
護持発展にご尽力くださった方々。
納骨堂に参られる際には本堂にもお参り頂きたく思いつつも、
なかなか習慣づかないと思われたのは昨年までか。
この度例年よりかなり多くの方が、
本堂にお参り下さったようにお見受けいたします。
若坊守と我が子の、 シャボン玉を吹き飛ばしながら、本堂へといざなう姿勢が
功を奏したのでしょう。
そうして毎月15日はお逮夜です。
お盆で帰省中の子どもさん・お孫さんを連れてお参りくださった方も。
お孫さんに正信偈を教える、お盆の一コマ。
ご法義相続の微笑ましい光景を目の当たりにしました。
前住のお取り次ぎ。
「光明名号顕因縁 -光明・名号因縁を顕す-」
この名号は光となって闇を割く。
私の正体が知らされます。
悪魔さえも見えない、暗闇がありました。
今、光明に出遇い、晴れ渡った姿が南無阿弥陀仏。
相変わらずこの足取りはフラフラでも、
行く先はもう知れました。
真夏の太陽も、これにはかなわない。