ゴーン
7月20日
午前6時ジャスト。
いつものように鐘を撞きます。
轟音の余韻の中で、ぼんやりと梵鐘を眺めまわしてみれば、
ぼんやりとなにやら字が見えてきました。
「諸行無常 是生滅法 生滅々已 寂滅為楽」(上写真)
いままで気にしていませんでした。
『涅槃経』のご文のようです。
『往生要集』によれば、この四句の偈を引用した後に、
「祇園寺の無常堂の四の隅に、頗梨の鐘あり。
鐘の音のなかにまたこの偈を説く。」
とあります。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり…」
『平家物語』のこの言葉には、このような由来があったんですね。
自らの教養の無さが露呈します。
諸行無常の世に、南無阿弥陀仏が「御恩」の音となり響き渡ります。
ちなみに明日からは、夏休み恒例ラジオ体操です。
明日以降、お朝事繰り上げのため、午前5時40分から鐘が鳴ります。
※主催はラジオ体操有志の会です。
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